気づいてくれなくてもいいんです
2018.03.30 06:23
みなさんこんにちは!
うちの次男がかなり完成度の高いアキラ100%を身につけました。
高橋です♪
以前に襖の下地を作る「下張り」という作業を紹介しましたが今回はさらに
高度な下張り作業である「喰い裂き」という技術です。
職人さんによっては「喰い先」や「くい咲き」という方もおられるようです。
下張りに使用する紙も茶チリとは違う繊維質の長い「細川」と言う紙を使用します。
真っすぐに紙に折り目をつけ微妙な加減で水をつけた後、繊維を残しながら裂いていきます。
なかなか写真ではお伝えしにくいので見たい方は遊びに来てください♪
するとこのような紙の断面になります。
こうすると刃物で切られた紙よりも貼り合わせた時に重なりの段差が出にくい、すなわち
紙1枚の段差もつかずに平らな下地になるということになります。
日本人の技術ってすばらしいですね。
nobu